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【推測】アルファベット3部作②『FLAT』後編。

ダーコっす。
FLAT後半5作品です。




新橋駅をご利用のみなさん。
酔っぱらいの演技上手いよなぁ。
あと、なんでこんなに新橋駅好きなんだろ。
「白」にこだわるセリフと、衣装とセットの白のリンク。
(ちなみに白い衣装は雀まで。桜前線以降は黒。)

最初から酔っ払ってくだを巻いてる男(小林)の方が
毎日真面目に働いてる、いわゆる普通の大人で
易者は職もなけりゃ家もない。努力もしない。
対照的な2人。

小林さんの演じるキャラの職業は
小林さんが選ばなかったもう一つの選択肢である
広告代理店のデザイナー。

今の自分を肯定しつつ、
普通の社会人にもなりたかったという葛藤・・・なんて
そういう見方も面白いな。

それにしても、何で2万も持ってた。易者。


お引っ越し。
バカ柳2度目の登場(1度目は、homeの「ファン」)。
と言っても、今回も電話での会話のみ。
相変わらず道案内は同音異義での言葉遊び。

マイムと言葉の選び方で上手く客の想像を誘導し、
同じものを浮かべられるようにしている。

どこかの考察に
「最後の片桐さんの、美しいというセリフはバカ柳と同じ世界が見えているから」ってのがあったな。

魔法の粉を辞めさせたいはずなのに
一度見なかったふり、知らないふりをしようと
バカ柳が戻ってくる前に片栗粉かナニカを慌てて戻す。
小林さんの人への熱というのは
そういう「言いたいけど言えない」って種類なんだろうな。


棒。
ノンストーリー。
一人が、何らかの小動物を棒でつつく。
もう一人が戒める。
これの繰り返し。
(戯曲より)

最初は浦島的なやつかと思いきや・・・
なんだろう。何を表してるんだろう。
箸休め的なアレで特に意味はないのかな。

私は初期のこういうくだらないのが好きだ。
小林さんの狂気的な部分も見えるし。

どうでもいいけど
棒でのアクションが手に当たらないか
見ていてヒヤヒヤする。

最後の「うわーい」がバカっぽくて
プーマ―みたいで可愛いな。


透明人間。
たかしと父さんの原型とも言われてるし、
透明人間は第16回公演の『TEXT』にも出てくる。

最初の、全部の役を一人で真似する
小林一人遊びコーナーは
完売の「ラのつくコンビ大いに遊ぶ」が先か
こちらが先か。どっちだろう。

今の私の状態で見返すと
違うものが見えてきたので、これだけ後で補足を書く。

キスしそうな距離まで近づいたり、
変な動きしたり、ちょっかい出したり・・・
本当、片桐さん好きなあ。


プーチンとマーチン。
戯曲には「人形にしゃべらせる漫才形式のショー」と書かれている。

元は漫才をやっていて
バナナマンの影響でコントに転身したラーメンズ。

オンバトの本では
ますだおかだと対談したり
オンバトスペシャルでは実際に4人でコントしてたり、
最近出した本にも漫才とコントのこと書いてたし
漫才への憧れはあるんだろうなぁ。

でも自分には出来ないから
それをよく分からない形態のパペットに託し
真似事してみた感じかしら。

プーマ―の時の小林さん楽しそうだな。






FLATは早い段階で汗をかき始め
全体通して汗だくの小林さん。

この公演が、homeやnewsよりも印象が薄かったのは
コントとコントとの繋がりがなく、
公演内容に統一性がないからだったんだな。

一つ一つが短いため10本やってる割には
収録時間は、87分と短め。

久しぶりに見たら
「ゆるぎねえ!!」と「意味が違う!!」を
真似したくてたまらなくなった。

昔よく友達と使ってたな。
今でも時おり口にしたくなるセリフ。

と、まあ、今回はこんな感じでございます。

透明人間だけ改めて深読みして
これにてFLAT終了。

最後までお付き合いいただきありがとうございました。


※余談。
おまけで収録されてる「新橋駅~」のNGシーン。
小林さんの苦笑いから、
片桐さんが帽子(?)をかぶり直して
小林さんが頷くまでの流れが可愛くてたまらんのだけど。

by akane-411 | 2019-09-08 05:46 | 推測

ラーメンズ&小林賢太郎のファンでありながら、冷ややかな目で小林さんを推測してます。 「ペンギンはブログを見ない」と擦り合わせながらの個人的見解を自己満に繰り広げるブログ。

by ダーコ
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